おにがしま


映画批評家      鬼塚大輔      による映画評その他なんだかんだブログであります。
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「ワイルド・スピード EURO MISSION」(Furious 6, 13)

 C.G.I.の紙芝居みたいだった4作目を観て、このシリーズもいよいよダメだな、と思ったものの、前作5作目ではがっちりと撮ったスタント、カーアクションが復活して嬉しがらせてくれた。今回もC.G.I.は相当使っているようだが、鉄と鉄がぶつかり合い、曲がり、拉げる重量感に満ちた仕上がりになっている。

 ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーら、"ファミリー"が、今回は前作からの腐れ縁である特別捜査官ドゥエイン・ジョンソンから、凶悪犯罪チームを率いるルーク・エバンス逮捕のための協力を依頼される。最初は相手にしていなかったディーゼルだが、死んだと思っていた最愛の相手ミシェル・ロドリゲスが一味に加わっているかも知れないと知らされて、またしても仲間たちと共に危険の中に飛び込んでいく。

 ジャスティン・リンの演出は相変わらず粗っぽい。クリス・モーガンの脚本も、ロドリゲスが生きていた理由を説明するためのつじつま合わせに四苦八苦という感じがする。中盤はかなりだれる。

 それでも、これだけあれやこれやと手を尽くしてアクションを見せてくれれば、参りましたという他はない。

 特に戦車まで飛び出すハイウェイでの攻防戦と、飛行場で巨大輸送機が炎上する二重のクライマックスは大変なサービスぶりで、生のニンニクを囓りにながらステーキを食べ終わったら、鰻重を二人前出されて、栄養ドリンクを飲みながら完食したような気分にさせられる。

 飛行場のアクションでは、輸送機内で格闘場面が三重に演じられ、輸送機の外ではカーアクションがやはり三重に展開しているという徹底ぶりである。

 "ファミリー"一人一人に見せ場を与え、ウォーカーとジョンソンには主役にふさわしい見せ場があり、でもやっぱり一番いいところはディーゼルが持って行く。

 「エージェント・マロリー」で、いいな、と思ったジーナ・カラーノがジョンソンの部下役で新加入。格闘の見せ場もたっぷりと与えられてよかった。可愛らしい顔立ちだが、山埼邦生に似ていなかったら、もっと良かったと思う。

 前作に続いての吃驚オマケがあって、なんとあのお方が登場。製作が開始された次回作が楽しみになるが、監督がジェームズ・ワンに交代ということで、痛快アクション映画が、血塗れ、残酷映画になったりして・・・。





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 キネ旬最新号に、ジョニー・デップ論を書きました。連載はダルトン・トランボのこと。

キネマ旬報 2013年7月下旬号 No.1641

キネマ旬報社 (2013-07-05)


by broncobilly | 2013-07-07 08:26 | 映画評
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