おにがしま


映画批評家      鬼塚大輔      による映画評その他なんだかんだブログであります。
by broncobilly
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「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(Avengers: Age of Ultron, 15)

 前作に続いてマーヴェル・ヒーローが一堂に会するお祭り第二弾。今回はアイアンマン/トニー・スタークが世界平和実現のために造り出したものの、事実上の人類抹殺を目論むようになった人工知能ウルトロンが、アベンジャーズの敵となる。

 佳作マーヴェル映画の前作「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」には意外と硬派なポリティカル・サスペンスの味わいがあったが、今回はもうなんでもあり。お賑やかなのは一作目同様だが、ヒーロー総登場の愉しさは二度目となると少々新鮮みを失う。今回はそれぞれのキャラのバックストーリーやら、キャラ観の恋愛やらを掘り下げつつ、特撮とアクションの見せ場を一作目以上にこってりと盛り込んでいて、もうお腹いっぱいです。

 ただし、マーヴェル・スーパーヒーロー映画もこれだけ続くと、華麗かつ、ど迫力のアクション、特にC.G.I.中心のそれには少々飽きが来てしまい、中盤の見せ場であるアイアンマンvs.暴走ハルクの対決のところではちょっと眠くなってしまった。

 たけど、ぼくはマーヴェル・コミックに不案内なので、「アイアンマン」シリーズでお馴染みだった人工知能ジャーヴィスがああいうことになるあたりで、おいおいマジかよ!?と驚き、誕生した"アレ"のデザインに、これはいかがなものか、とか思っているうちに、またまた物語に引き込まれることとなった。

 宙に浮くこととなった町での、アベンジャーズvsロボット軍団の最終決戦は、壮絶なものなのだが、一作目同様すっ惚けたユーモアがあちこちに挟み込まれているのがよい。だから長々としていても、ここは飽きが来ない。

 ヒーローを演じる俳優たちは、役が手の内に入っているので、安心して観ていられる。新加入のスカーレットウィッチを演じるエリザベス・オルセンの、売り出し中のアメリカの若手女優陣の中でも異質の個性と、ウルトロンの声をアテているジェームズ・スペイダーの貫禄が、新たなスパイスとなっている。

 次回は、いよいよあの超強敵との直接対決らしいが、その前に内戦もあるようだし、とりあえず楽しみなことではある。



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 最新号。今回は連載のほかに、DVD「スターリングラード 史上最大の市街戦」の紹介を担当しました。

キネマ旬報 2015年7月下旬号 No.1693

キネマ旬報社 (2015-07-04)


by broncobilly | 2015-07-05 10:04 | 映画評
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