おにがしま


映画批評家      鬼塚大輔      による映画評その他なんだかんだブログであります。
by broncobilly
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「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」(The Mummy, 17)

 欲が深くお調子者の兵士トム・クルーズが、古代に封印された女王のミイラを発見したことから、なんだかんだ、あれやこれやということになる。

 「ミイラ再生」(32)をインディ・ジョーンズ風にして、たっぷりとユーモアで味付けした「ハムナプトラ」(99)は、アイデアの勝利だと思ったが、「ダーク・ユニバース」の幕開けとなるこの作品は、いろいろととっちらかっていて、素直に楽しめませんでした。

 クルーズらしからぬ欠点の多いヒーロー像で、喜劇的な部分も含めて本人は気持ちよさそうに芝居をしているのだが、観客として観ればいつに変わらぬトム・クルーズ。結局いい子になりたがる。
 ヒロインのアナベル・ウォーリスも、ミイラ王女のソフィア・ブテラも神妙にクルーズのお相手をさせていただいてる感じで、この二人のキャラがもう少しのびのびと描かれていないと、映画自体が弾まない。

 ホラー要素、特撮スペクタクル、アクションと様々な要素が詰まっているのだが、どの要素もちぐはぐである。

 ラッセル・クロウがジキル博士の役で妙にのさばっている。このキャラは今後のダーク・ユニバース作品にも登場して全体をつなぐキャラになる予定だとのことだが、それならば今回は顔見せ程度にしておいた方が良かったのではないだろうか。

 相棒ジェイク・ジョンソンが亡者になってクルーズに付きまとうあたりは「狼男アメリカン」のイタダキだろうが(あれもロンドンだったし)、あまり効果的を上げていないなあ、と思っていたらラストでのけぞりました。そうですか、そういうことですか。これからも、おれ様の引き立て役を頼んだよ!と。

 「ダーク・ユニバース」次回作は「フランケンシュタインの花嫁」で、その次は「透明人間」になる予定らしいが、「ザ・マミー」のヒーローは再登場するのかなあ。このままずっと砂漠にいて欲しいような気もする。





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by broncobilly | 2017-07-28 13:08 | 映画評
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