おにがしま


映画批評家      鬼塚大輔      による映画評その他なんだかんだブログであります。
by broncobilly
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「ネイビー・シールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」(Renegades, 17)

 「ネイビー・シールズ」とタイトルに付く作品はたくさんあるのだが、これはどの作品とも関連はない。
 一九九五年、サラエボで平和維持活動に参加しているネイビー・シールズ・チーム。第二次大戦中にナチスが集めていた膨大な金の延べ棒が湖底に沈んでいることを知って回収を試みる。

 粗製濫造気味のリュック・ベッソン印の作品には、「イイ(^^)!」(例「レオン」)、「まあまあ(-_-)」(例「ルーシー」)、「これは酷い(>_<)」(例「マラヴィータ」)の三種に分類されるが、「ネイビー・シールズ」は(-_-)であった。
 予告編で目を惹く戦車の爆走やヘリVS.ジェット戦闘機は作品の前半に登場。中盤からはアクションも少しはあるものの、もっぱら水中場面が中心となるので騙されないように。

 脚本はリチャード・ウェンクのオリジナルにベッソンが手を入れて完成させた模様。「エクスペンダブルズ2」、「イコライザー」、「マグニフィセント・セブン」ほか、ウェンクのシナリオは、どれも手堅いが、逆に驚かされるようなところもない。

 「ネイビー・シールズ」のストーリー展開も、計画実行がふいになりかかる、タイム・リミットが更に厳しくなる、危機一髪のところで意外な助っ人が登場するetc.の「お約束のサプライズ」を一通り用意しているが、チーム内部での裏切りなど、どろどろした要素は一切排除されている。

 チーム・メンバーの中に、これは!と思わせてくれるような俳優もいないので、上官役のJ・K・シモンズの存在感が光っている、と言うか、この人で保っている。型どおりに描かれたキャラではあるが、シモンズが出ていなければ、もっとずっと退屈させられただろう。

 とにもかくにも後味がいいのが取り柄。腹も立たないが、すぐに忘れてしまいそうな映画でした。


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by broncobilly | 2018-01-14 10:37 | 映画評
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