おにがしま


映画批評家      鬼塚大輔      による映画評その他なんだかんだブログであります。
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「クワイエット・プレイス」(A Quiet Place, 18)

 音に反応して人を襲うモンスター(エイリアン?)の襲来で文明が壊滅した世界。アメリカ国内で生き残った家族のサバイバル。
 低予算ながらサプライズのメガヒットとなった作品。

 「低予算ながらサプライズ・ヒット」という作品は特にホラー・ジャンルの場合、とびきり面白いことが多いので(「ドント・ブリーズ」、「イット・フォローズ」、「ゲット・アウト」…)、大いに期待して見物に出かけたのだが、期待しすぎたのか、「悪くはないけどね…」という感じだった。

 実生活でも妻であるエモリー・ブラントと共に主演をつとめるジョン・クラシンスキーの演出は手堅い、という点では悪くない。
 だが、クラシンスキーも参加している脚本は結局スピルバーグの「宇宙戦争」でティム・ロビンスが登場したシークエンスを引き延ばして一本の映画に仕立てている、という感じで、そうなると「宇宙戦争」のスピルバーグはやっぱり上手いよなあ、としみじみ思いだしてしまう。

 登場するモンスターのデザインが、これまでのホラー/SFで百万回くらい見せられたタイプなのにもげんなりした。

 父と娘のすれ違いと和解というドラマも通り一遍だなあ。

 いや、楽しかったんですよ。ぼくはチキンだから、恐かったし、ハラハラしたし。
 でも、一番ハラハラさせられて恐かったのは、「音を立てるな!」でもモンスターでもなくて、「釘」でした。あれには参った。最初に映ってから、ずっと気が気じゃなかったよ。

 仕事でちょっと関わらせてもらったからというわけでもないのだが、これから公開される「アンダー・ザ・シルバーレイク」、「イット・カムズ・アット・ナイト」という、ホラー映画じゃないけれど、ホラーの要素もある豊穣な作品を堪能したあとだったので、「クワイエット・プレイス」を楽しみながらも、「やっぱ、マイケル・ベイが関わると、こんな感じになるんだなあ」と、変な納得をしてしまった。

 でも続編も観に行くけどね。

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by broncobilly | 2018-10-05 08:05 | 映画評
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